赤ちゃんは毎夜おしめの中でおねしょをしています。この現象が基本的に消えて早い子では2歳ぐらいからおねしょが無くなってきます。しかし慌てる事はありません。発育成長の過程では個人差がこの頃には大きいのです。さらに3歳、4歳となるにしたがって、おねしょをする割合が少なくなってきます。
一般的に早くおむつがとれたと喜ぶお母さんがいますが、本当の意味でおむつがいらなくなるのが、幼稚園でも2年目ぐらいです。その本当の意味とは、小脳の発達と関係があります。まだ幼稚園に入れない子どもは、おしっこが膀胱にたまると脊髄の反射によっておしっこを出そうとします。しかし、幼稚園に入る頃になると小脳の発達により、おしっこをがまんしたり出したりと、脳がコントロールできるようになるのです。ですから、今まだおむつか取れないと悩んでいるお母さんは子どもが幼稚園に上がる前におむつを取りたいとあせらなくとも心配はいらないのです。
そして、おむつが取れる頃になると、おねしょもぐっと減ってきます。この頃になると身体も大人と同じ機能が段々とそろう様になってきます。