坐骨神経痛
 お尻から下肢への痛み  こんた治療院

 坐骨(ざこつ)神経痛という神経痛は慢性腰痛症や腰椎椎間板ヘルニアになった事がある人には、どの様ななものか解っている人が多いと思います。
  しかし知らない人が神経痛と聞くと、どこか年寄り臭い病気、また年寄りのしるしだとか言われますが、実際には若い人から発症しています。
 事実、私は19才の時から坐骨神経痛で悩んでいました。以来、毎年の梅雨の時期や秋冬になると時々発病して、私を精神的に老けさせて行きました。そこでなんとかならないものか!と自分に発奮しました。
  当時の私は専門学校で按摩マッサージ指圧鍼灸の勉強をしていました。自分の病気は自分で治してやる!と当時から研究をしていました。また私を中国留学へとかきたてたのも、この事が1つのきっかけでもあります。しかし現在は時々出現する神経痛とうまくつきあっています。
  治療をすることで頻繁に起きていた神経痛も、この数年は年1回程度になりました。今回のお話はこのいまわしき?坐骨神経痛です。

 ■ 坐骨神経とは、どんな神経でしょう。

 
     知識を深める

 坐骨神経は人間の末梢(まっしょう)神経の中で、一番太くて長い(1メートル以上)神経です。この神経根部は腰椎から出て、おしりのところ(坐骨)を経て下肢へゆき、途中2つに別れて一方の先端は足底へ、もう一方は先端が足背にとどきます。そのため、部位によってさらに神経に名前が細かくつけられていますが、一般的にこの長い神経ルートを総称して坐骨神経と呼んでいます。
 この坐骨神経は2つの顔を持っています。一つは知覚神経という仕事を担当します。そのため神経にトラブルが起きますと痛みやしびれを引き起こし知覚鈍麻などの知覚障害が出現します。もう一つは運動神経という仕事を担当します。そのため神経にトラブルが起きますと疼痛性跛行(はこう)といって痛みとともに足をひきずる歩行をしたりと運動が困難になったりします。

重要 <鑑別を必要とする下肢の痛みとして>

 下肢に行く動脈も随所で似た様なルートを走行します。その為、坐骨神経のルート上の問題と間違いやすいので注意が必要です。
 下肢動脈の問題では閉鎖性動脈硬化症という疾患がありますが、この下肢への症状が出現している場合では、かなりの進行が認められるとのことで、 早急に外科にて処置が必要になる疾患です。

 ■ 坐骨神経痛とは、どんな症状でしょうか?
症 状

 坐骨神経痛はその神経の走行に沿って痛みがあらわれます。痛みは殿部から大腿部の後を通って下腿へと現れ、下腿では後ろから足底にかけて痛む場合と、膝の前から足背にかけて痛む場合とがあります。全ての人がこのようになるわけではなく、人によっては殿部の周りだけ痛むなど部分的な事もあります。また一般的には一側性ですが、糖尿病などの代謝性の疾患によるものだと両側性に痛みが出現することがあります。また冷えや天候による問題ですと治癒は早期ですが、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎すべり症、変形性腰椎症などが原因ですと治癒には時間が必要です。
 神経痛が出てる足は疼痛性の跛行(はこう)といって、ひきずるような歩行をしてきます。また患側は血行が悪い為に冷えが生じて、冷たくなります。痛みが長期間に及ぶと合併症として、お尻の筋肉が萎縮する人もいます。

 ■ 坐骨神経痛はどんな原因で起こりますか?
腰・下肢の
冷えから

 冷える場所として調理場、冷凍倉庫、野外作業などで長時間の作業の際に。また神経痛は湿気と寒さを好みますので、季節的な事も影響してきます。

腰椎症から

 身近に起こる事で言えば、慢性腰痛症の人は足や腰が冷えやすいので、坐骨神経痛になりやすいです。また腰椎症(ヘルニア、変形性、すべり症など)も冷えによってさらに神経痛が増強します。

天候の変化
 気圧の変化で
後遺症から

 各種腰椎症で後遺症として下肢にシビレや痛みがひどく残っていた人は、天候の変化(気圧が関係)で、神経痛が出現してきます。これは台風などで低気圧が近くなると気圧の変化で体内の主に水分を多く含む組織機関、椎間板などの環境が変化し生じるのではないかと考えられています。そのため後遺症などで悩んでいる人が、明日は雨かも知れない等と予測できるのは、この様な変化を体調をもって測る事ができるからだと思います。しかし気圧が一定になると、例え雨が降っていても症状は少し落ちついてきます。現在の気圧に身体がなれて落ち着いてきたからです。※1

代謝性の
疾患から

糖尿病によるニューロパチー(神経障害)の現れなど。

その他

腫瘍による圧迫、外傷による損傷など。

  ※1 余談ですが、お天気で気圧も変化しますが水の中の水圧も同時に変化しています。水の中で生活している生物、特に川の魚などは水圧が変化すると自分の浮き袋を一生懸命小さくして、水の深い位置へ移動してゆきます。これは雨が降って増水して自分が下流へ流されないようにするための自己防衛手段です。魚も自分自身で天気を観察できる能力をもっています。ということは気圧が変化している時は水圧も変化していて、そういう時には魚はエサを取る事はせず、一生懸命自分の隠れ家を探している時であって、その時間帯は魚は釣れないって事ですね。余談でした…。

 坐骨神経痛のケアは、冷やさない保温確保!

 坐骨神経痛のケアとして患側の保温があげられます。神経痛は冷えによって増強し、患部も内部環境によって冷えてくる為に冷やさない事が必要です。私があえて保温としたのは、夏場などは外では厚いタイツやモモヒキなどは適してきません。かえって汗により身につけている物が湿って身体が冷えてきます。その点に注意できるように衣服の調節を行って下さい。また冷房等で極端に身体を冷やさない為に、個人的に工夫が必要になってきますが、冷気も設置場所によって極端に温度が違いますので、その点を意識すると良いでしょう。
 さらに、腰椎椎間板ヘルニアで坐骨神経痛が出ている人は、腰椎部のヘルニア付近は炎症が起きていますので、腰部の痛みの症状が強い時には温める事が悪化の原因になるので、下肢の冷える状態を避ける為には保温程度が最適と考えます。状態の変化において適正となれば温める事も勿論可能になって来ます。

足もとの工夫

 また特殊な環境でお仕事をしている人、例えば倉庫型の冷蔵室内での仕事や魚屋さんなど、長靴を履いて冷えるところにいる人は、長靴の底に冷えないように厚物のシートを敷くと良いでしょう。もちろん靴下も厚いものが良いです。主婦ですとズリッパ意外に台所の定位置にマットを敷いたりして、冷えないようにしましょう。またスカートでは下肢、とくに下腿部が冷えますので注意して下さい。

お風呂

 お風呂に入って身体を温めましょう。お風呂は一般的に神経痛には非常に良いです。しかし長い間入浴していると、今度は筋肉が疲労を起こしてきて、だるくなりますのでやはり適時に限ります。特に腰椎椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛は、長時間の入浴では下肢のだるさが強調されます。

治療をして
みましょう

 神経痛に対して指圧マッサージ鍼灸の治療は非常に良く効果が出ます。まだ一度も治療してみたことの無い人は、是非お勧めです。またこの神経痛は再発しやすいので、その都度に治療を受けて痛みを拡大させない事が必要です。治療が良ければ再発率もかなり低くなり、度々起こっていた神経痛の頻度が少なくなります。また痛みが長期間の人は、神経が支配している筋肉の萎縮が認められますが、その際には痛みが治まってきても通 院して、なるべく健側と同様に良い筋緊張をとりもどすことが大事です。

こんた治療院の
こだわりの 治療

 坐骨神経痛の治療には、こんた治療院では特種な鍼を使用して、対応しております。このことによりさらに治癒効果を高めて来ました。私自身のこだわりのある治療法です。回復にお困りの人は是非御相談下さい。


 
皆様のメール相談をもとに、坐骨神経痛を考える2をUPしました。

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