妊娠中の不快な症状
頭痛、肩こり、腰痛
     こんた治療院

 

   こんた治療院は、昔から妊婦さんがとても多い治療院です。お電話で妊娠していますが大丈夫ですか?とのお問い合わせを受けます。また御主人から相談を受けたり、お姑さんやお友達の紹介で来院されます。妊娠中は風邪をひいたり、腰が痛くなったりと大変です。今回はそんな妊婦さんへのサポート治療を考えてゆきたいと思います。  

 具体的には、どんな不快な症状をみんな訴えているのでしょう。

■ 赤ちゃんが大きくなるにつれて、腰への負担が増えてきました。
 腰が痛くなり始めています。 がまんするしかないのでしょうか?

 がまんする必要などありません。胎児の成長とともに、お腹が大きくなると、母体となるお母さんの姿勢も大きく変化します。その為に腰への負担が多くなります。すると腰部の筋肉などが、今までと違いアクティブには運動できない為にストレスを感じてきます。そのストレスが、腰部の張りや痛みとなって出現してきます。マッサージをして腰部の筋肉をほぐしておくと、辛い状況を回避できます。ギックリ腰にならない予防も大切です。
 

■ 肩こりが妊娠してひどくなりました。
  マッサージはした亊ないんですが、影響ありませんか?

 安定期に入るまでは、極端な強刺激は避けた方が良いです。またマッサージといっても、妊娠中の女性に対しての気遣いを充分行ってくれる治療院でないと後悔する事になります。大事な時期ですので、信頼のおける治療院で施術をしてもらいましょう。
 

■ よく下肢が浮腫んで、時々こむらがえり(痙れん)を起こします。

 下肢の痙れんと浮腫は、血液循環の問題であるならばマッサージの対象になります。まず婦人科の先生に相談してみて、血液循環でしょうという話ならば、マッサージを受けて治療の効果が出ます。
  『下肢は第2の心臓』と呼ばれています。心臓へもどってゆく静脈血の流れをスムーズにするのは、筋肉です。そして主に活躍してくれるのは下肢の筋肉運動なのです。この足の疲れで下肢の浮腫や痙れんが起きている人は、マッサージをすると静脈血の流れもサポートし、筋疲労が取れて浮腫や痙れんが起こらなくなります。
 

■ 眠れないし、不安がいっぱいです。

 初産ですと胎児が成長する喜びと同時に、出産が近づく事で、お産の不安感がでるのは当然です。様々な要因によって、精神的なリラックスができにくいものです。このような時にもマッサージは大変効果があります。まず身体の緊張をほぐす事で、メンタルケアもサポートします。じっくりと身体をほぐしておくと、リラックスも自然に行えます。
 

■ 便秘で苦労しています。

 お腹が大きくなると、便秘に悩まされる方もいます。この便秘を解消する方法の1つでもマッサージが役に立ちます。これで一安心です。治療後は、すっきり快便できます。
 

■ 風邪の予防なんてできますか?

 ストレスがたまると身体の中では、免疫物質であるT細胞が減少してきます。しかし、妊娠中は実は免疫力は非常に上がっているものなのですが、妊娠後期に値する8ヶ月になると高い免疫力も安定した水準にもどってきます。すると一般的な風邪をひき易くなります。マッサージなどでの治療は、この問題にも大きく助けになってきます。免疫力を極端に低下させないように、マッサージをする事で充分な予防につながります。
 

■ 頭が痛いんですけど鎮痛剤も飲めないし…。

 一般的な筋緊張性のいわゆる片頭痛でしたら、マッサージをするとその場ですぐに楽になりますよ。まだマッサージを受けた事がない人は、是非この機会に治療を受けて事実を確認してみましょう。
 

■ 妊娠していますが顔面神経麻痺になりました。

 顔面神経麻痺の治療は専門的にも、こんた治療院で鍼治療にてサポートしています。出産直前まで治療して、産後もサポートします。詳しい内容に関してはコンテンツを多数ご用意してある<治療の窓>顔面神経麻痺を考えるを参照して下さいませ。
 

■ 帯状疱疹で肋間神経痛になりました。

 顔面神経麻痺の原因と同じく、水痘ウィルスによる帯状疱疹から肋間神経痛になります。こちらも、こんた治療院では、鍼治療をしています。詳しい内容に関しては、<治療の窓>のコンテンツ 肋間神経痛を考えるを参照して下さいませ。
 


■ 坐骨神経痛になりました。お尻や下肢にかけて痛みが走ります。

 坐骨神経痛になる妊婦さんもかなりいますが、腰椎椎間板ヘルニアや帯状疱疹(水痘ウィルス)によるものでない場合は、数回の鍼治療で痛みは落着きます。坐骨神経痛ではたくさんの妊婦さんを毎月治療していますが、どの方も1回〜2回の治療で済む様に治療しています。
 



 妊娠中のみなさんへ!


 よく聞く話、お産は病気ではないと言いますが…。
 

 病気ではないんですけど、コンディションを整えるのに苦労するんですよね!。産婦人科の先生も大変な管理をしてくれています。そのコンディションを整える、特に病状でないものは、私たちがサポートできる部分が多いのです。  
 上記にあげた症状以外でも、妊婦さんの訴える疲労感や不安感、辛い部分は個々別々です。“あーっ疲れた!!”と思いっきり言ってみたいですよね。でも何だか皆苦労してるんだからと控えめになったりしていませんか?言ってください!本当に疲れるんだから!!。その疲労を意識する事によって、実は身体を休める方向へ転じる事ができます。赤ちゃんがお腹の中にいるという喜びは、例えようのない喜びです。その喜びを維持してゆく為に先輩達も様々な工夫をしている様です。妊娠中のエクササイズや水中運動、胎教など様々な妊娠期間中の過ごし方がありますね。
  また、会社などお仕事をお持ちのお母さんは、産休がとれるまで大きなお腹で仕事をしています。いざ産休という時期になりますと、どっと仕事の疲れも出てくる様です。そんな時のケアに、こんた治療院の治療が役に立ってきます。
 

 
 本当はお腹の赤ちゃんのためだった!!
 

 実はお母さんのマッサージは、お腹の赤ちゃんへの為なのです。お母さんが疲れたり不調を訴えると、羊水の中のへその緒でつながっている赤ちゃんも同じと考えましょう。それもそのはず、へその緒から供給される栄養はお母さんの身体から吸収しているんですから。そのお母さんに肩こりや腰痛が生じているとしたら、血液が鬱血していますから、お腹の赤ちゃんも、フレッシュな栄養の供給ができないことになります。まずはお母さんの体調を整える事で、お腹の赤ちゃんも元気に胎児期を過ごす事ができます。
 つまりお母さんの不快な訴えは、赤ちゃんの訴えと考える事も言えます。赤ちゃんの出すシグナルサインとするならば、見逃す事はできません。そしてお母さんが楽になれば、お腹の赤ちゃんも“にこにこ?”になると思います。昨今は胎教が盛んになっていますが、原点は母親の肉体と精神的コンディションのコントロールだと中医学を通じて考えています。
 

 
 妊娠するとお母さんはレベルアップする?
 

 妊娠するとお母さんは、骨が弱くなったり、歯が弱ったりと悪いとこだらけと思っている方もいますが、実は身体の臓器では2つ発達するものがあります。それは心臓と肺です。胎児が成長するにつれて、心肺機能が強くなって行きます。例えば女子マラソンなどの選手は、出産後また選手として活躍しています。この時の心肺機能は、出産前の機能より大幅にレベルアップしているといわれています。これは妊娠にともない心肺機能が強くなったからなのです。すると私たちがママさんランナーに対する期待感が変わってきますよね。レベルアップしたママさんランナーの活躍を応援したくなります。でも、筋肉サイドからはレースに参加できるまで大変な努力が必要ではないかと思いますが…。女性は大したものだと感心します。
 

 

 ■ コンテンツ紹介 <妊婦さんのためのコンテンツ>

  こんた治療院式 妊婦マッサージ
 まず施術を受ける体位ですが、妊婦はうつぶせでお腹を下にした腹臥位(ふくがい)はしません。これは当然の事ですが、それでは脊椎を中心とした背中や腰の治療はどうやって行うのか?
こうした点を、こんた治療院が約55年の歴史を持つ こんた治療方式をほんの少し紹介しておきますので、是非閲覧してくださいませ。



 その他に御相談などございましたら、こんた治療院にお電話下さいませ。




無事安産である事を心より願っております。

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