月経痛
 月経痛を考える  こんた治療院
  

 今回のお話は月経痛です。この月経痛については、各サイトがいろいろな紹介の仕方をしていますが、こんた治療院 としての月経痛についての取り組みなども含めて考えてゆきたいと思います。
 こんた治療院 の来院割合は、実は特殊な治療ケースを除いた場合はその9割が女性です。娘さんとお母さん、お祖母さんというつながりは、こんた治療院の今や常識になっています。この、こんた治療院の婦人科疾患への取り組みが更に発展するように、先に発表した更年期障害を考えるにつづいて、月経痛を考えてみたいと思います。

 月経痛(生理痛)は総ての女性にあるのでしょうか?

 ある女子大学のリサーチにおける月経痛の有無のパーセンテージには、月経痛があると答えた人が全体の70%を越えていました。また、無いと答えた人は20%程度、無解答は10%という結果だったそうです。およそ800人程度のリサーチの中から解答を得たこの結果にはなるほど、かなりのパーセンテージで月経痛を持っている女性が多いことが勉強になりました。
 そのデータでも特に注目すべきは、月経痛があると答えた人の対処の仕方でした。月経痛の時に服薬をする人は15%程度、何もしないという人は55%程度、家で寝ていると答えた人は13%程度、無解答が17%程度でした。

 

 個人差もあり、意外と同姓である女性にも相談しにくいのでは?

 月経痛といったら、生理の時に痛むお腹の事でしょう?と思う若い女性も多いものです。しかしながら、この月経時における痛みの箇所は、原因によりお腹だけでなく、腰仙部にも痛みが来る女性もいます。子宮内膜症を持っている女性は、 排便時に子宮壁が腸と接近して陣痛にも似た痛みが出る人もいます。非常に毎月辛い思いで、この時期を過ごしています。
 
すでに婦人科に受診している人でも、満足のゆく結果が得られていないというお話もうかがっております。もちろん女性のデリケートな部分の問題には、精神的苦痛も治療対象となる事は当然で、痛みの除去とともにメンタルケアもしてゆかなければならない問題です。
 月経痛は総ての女性にあるのか?というとそれは年令や出産の有無などにも違いがあり、生理的閉経を迎えるまでにも月経痛に変化があります。ですから月経痛は個々の女性に生じ、現在の自分の月経痛としてはどの問題なのかを自分で理解する事も痛みの除去への近道です。そこでstudyを参考にしてみて下さい。

 
 月経痛の主なしくみ
 出産していない女性の場合の月経痛で一番多い原因は?
 

 月経痛の痛みの原因は、経血が子宮の頚管を通過する際の痛みとされています。この経血の最初の出口である頚管は未出産の女性ではその太さは直径2mm(鉛筆の芯ぐらい)程度の非常に狭い通路になっています。 そのため経血がその細い頚管を通過する際には頚管に負荷がかかるために痛みが出るものと考えています。この事は、出産経験のあるいわゆる経産婦さんでは、以前ひどい月経痛があったにもかかわらず、出産後には月経痛が無くなったという人がいるのは、こうした原因での月経痛であったことがわかります。
 婦人科の先生から、お産をすればあなたの月経痛は無くなりますよといわれるのは、内膜症などの問題の無いこの様なケースの月経痛です。

 
 経産婦だけど月経痛がある場合の原因は?
 

 経産婦の場合で一番多いとされる問題は、子宮内膜症であるとされています。内膜症ができる部位は子宮以外にも存在しますが、子宮で一番多い部位は子宮の後面です。この子宮内膜症のできた子宮後面には直腸もひかえていて、排便時に子宮に痛みが同時に生じたり、同じように仙骨や尾てい骨にも痛みを訴える人もいます。この場合の痛みは非常に強い痛みですから、すでに婦人科で診察を受けていらっしゃる女性も多いです。
 経産婦であっても経血の粘度が高い(経血が水様でない)場合は、もちろん痛みとなって頚管を通過するケースもあります。経血がチョコレート状になっていたり、血塊がみられる場合には月経痛も出てきます。内膜症の無いケースでは、その問題が経血の状況にあると考えられます。

 

 studyでは一般的なものを解説しておりますので、普段から月経痛の無い女性が急に痛みが出るようになった等の場合は、きちんと婦人科の診察を受けるようにしてくださいませ。


専門医に診てもらったが、月経痛はひどいと自分では感じているのに、なかなか理解してもらえない。

 
 

 『痛み』というのは自分から訴える場合に非常に難しいものです。特に生理痛の場合には気分もうつになっているので、「とにかく痛い!」と言ってしまいたくなります。もちろん私達の医療機関でもなるだけ痛みに対する評価を、率直に受け止めたいとその努力をおしみませんが、実は月経期に便乗して種々の体調の変化が重複して出てくる事も当然あります。
 こうした月経期に普段からの生活の疲労や勉強疲れ、または慢性疾患を背後にかかえた女性には月経痛の症状が強く出てきます。そうした女性の経血を尋ねると経血の粘度が高く、どろっとしている状態であり、経血に血塊がまじっているといった状態があります。上記のstudyでもふれている内容ですね。こうした状況は中国医学では『血オ証』といって、経血がスムーズに排出されない原因がそうした経血の状況にあると分類しています。そしてこの血オ証のケースの経血を『オ血』という名前で中医学では呼んでいます。このオ血というものは女性の月経だけに限定されたものではなく、身体全体にもそのオ血は場合によって存在します。中国医学におけるオ血の定義として、脈管外に漏れた血液もオ血としています。つまり内出血して脈管の外に漏れた血液もオ血として考えます。
 では、月経痛を起こしている場合の経血はどのように考えるのか?
というと。私は経血の排出する時間に応じて問題が発生すると考えています。月経期になって順当に経血が排出されないでいると、血液成分の内の血液凝固因子の作用により経血の粘度が高まると考えています。そのために時間の経過とともに子宮の頚管を通過する経血の粘度の変化が問題になるのではと思います。このことは月経痛がでる時期について月経中(月経が始まってから)がもっとも多いとされる問題に関わっていると考えています。
 血液粘度が高くなる理由は文頭で述べたとうりに、私は月経期間中だけではないと考えています。中国医学では女性の月経にはその月の女性のコンディションを診ると言っています。つまり前回の月経終了日から今回の月経までの1ケ月の間の女性の体調を月経の状態が反映していると考えています。毎月の月経痛を改善するための1つとして普段からの体調を整えてゆく事、これがポイントとなる事は間違いはないようです。事実、そうしたケアを勧めて通院する女性のほとんどが以前の月経痛とは比べようのないくらい軽くなったと実感していただいております。
 是非とも、東洋医学、とりわけ鍼治療や指圧を受けてこうした苦痛を回避してみてはいかがでしょうか。

 


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