<顔面神経麻痺を考える>を執筆してから早24年が経ちます。みなさんのメールや来院された方の悲痛な叫びを心から受けとめております。そして私は総力をあげてメールに答え、私の持つ能力をすべて治療に生かす努力を続けて来ました。
さらに、顔面神経麻痺の鍼治療についてのノウハウを自らの研究過程に加えながら40年の年月を経過する事になり、臨床を通じてこの麻痺の根治に向けて今日も治療に専念する毎日です。
さて、今回の<顔面神経麻痺を考える4>と題して執筆する内容は、皆様の疑問や相談に関してもっとも多かった内容をピックアップして考えてゆきたいと思います。それにより少しでも皆さんの不安要素の解決につながるお手伝いができたらと思います。